来春受験生の生徒さんは、早ければ夏期講習前から、少なくともこの2学期からは本格的に過去問演習に入っていることでしょう。
ただやみくもに過去問を解くだけでは、合格点に到達できません。
ここからは過去問を解くときに注意しなければならないことを具体的に述べていきます。

まず必ず守らなければいけないことは
正確に時間をはかる
ということです。
(当たり前と思われるかもしれませんが、意外とできていなっかたりするのです。)

最初のうちは時間が足りないかもしれません。時間が足りなかったときには次のように対策してください。

その時点でいったん終了し、自己採点し、記録する。

その後 手のつけられなかった問題をやってみる。
この時、問題を解き終わるまでの時間をはかっておき、記録する。

すべての問題を採点する。この時、手のつけられなかった問題で「時間があれば出来た問題」「時間があっても解けなかった問題」に分けておく

ここで大切なことは、
「時間があれば出来た問題」に何分かかったか
②その問題が解けていればあと何点上乗せできたのか
を知ることです。

また、「時間があっても解けなかった問題」は、今はまだ2学期ですからこれからじっくり勉強する時間も確保できますので特に配点が大きい場合は必ず取り組むべきですが、
まずは「時間があれば出来た問題」をきっちり解けるようにするのを最優先させると確実に点数を上積みしていくことができます。



次に、これはあまりないことかもしれませんが、時間が余ったときの対応方法です。

そのまま制限時間まで見直しをする。→ どの程度見直しが出来るかチェック。→ 見なおしの結果、早とちり・単純ミスがないかチェック。


以上のことに注意してミス問のやり直しを徹底して行ないます。

私の塾では、志望校の合格点との差が明確にわかるような「過去問得点記入表」を配布しています。

これにより

●現在の自分の位置と志望校の位置がどれくらい離れているのか
●あと何をどれだけやれば合格点に到達するのか


が明白になり、やるべきことと必要な時間が割り出せます。

どの学校を受験するかにもよりますが、合格点が100点という学校はほぼありません。
100点は取れなくてもよいのです。合格点を取れればよいのです。
当たり前のことなのですが、意外とこのことがわからずに 焦ってしまう生徒・保護者の方が多いなという印象を持っています。

まずは志望校の合格点を知り、そこに到達するまでにどの問題を解けるようにならねばいけないかを知るのが 過去問を解く意義の一つです。

頑張りましょう!